ジェンダー平等のベスト5の北欧に渡航して思うことは、日本の場合、性別役割分業意識のバイアスがかかっていることで、婚姻数の減少に繋がっているのではないでしょうか。数年前の新聞記事に投稿したスウェーデン人女性の「男性に経済力があるかどうかというより、家事や育児ができることが重要」の言葉に、男性主体とした社会保障(夫は仕事、妻は家事・育児)の価値観を変えない限り、ジェンダー問題は解決しないと思う。
※参考
例えば、男性労働者について、その配偶者(妻)の所得額の如何に関わらず、家族手当を支給しているのに、女性労働者については、その配偶者(夫)の所得が一定額以上(所得税法上、配偶者控除の対象となる額を超える等)ある場合には家族手当を支給しないとすることは、労働基準法第4条に違反する。
(平24.12.20 基発1220第4号、雇児発1220第2号)